クックパッドの学生向けデザイン勉強会
先日、新卒のデザイナー志望の学生を対象としたクックパッドさんの勉強会に参加しました。
新卒デザイナー向け勉強会 | クックパッド株式会社 採用情報
デザインの勉強会といっても内容はphotoshopやillustratorを使うような話ではなく、ユーザーファーストな考え方やクックパッド(Holiday)の開発スタイルのお話でした。クックパッドという会社、そこで働いている人、開発スタイルは以前から興味があったのでとても面白かったです。
クックパッドにはユーザーファースト推進部という部署があり、そこでの取り組みを部長の池田拓司さんが紹介してくれました。
特に、レシピサービスのクックパッドではユーザーの投稿するレシピがコンテンツとなっているので、いかに気持ち良くレシピを投稿してもらえるかという工夫が散りばめられているようです。
もちろん、レシピだけではなく、クックパッドの運営する他のサービスにもユーザーファーストな考え方は取り入れられています。その一つがHolidayです。
このサービスの開発スタイルをデザイナー(兼エンジニア)の多田圭佑さんが紹介してくれました。
Holidayは「おでかけを楽しくする」というコンセプトで作られたサービスです。実は、新卒メンバーだけで作られたようです。
開発にあたって、最初はざっくりとしたコンセプトだけで開発が始まり、どうやって楽しくするかという手段は何も決まって無かったようです。
そこで行ったのはユーザーインタビューだそうです。実際にユーザーと直接コンタクトを取り、生の声を取り入れ、そこからは価値仮説シートやMVP (Minimum viable Product)、ペーパープロトタイピング等クックパッドではおなじみの開発手法を使って進められたようです。
多田さんはデザイナーですが、もともとは情報系の大学出身で独学でデザインを学んだらしいです。今でもエンジニアを兼任しているとか。もっとも、御自身はエンジニアだとは思ってないらしいですが。
自分も現在はデザイナーというよりも「デザインに興味のあるエンジニア」という立ち位置ですが、周りにも結構そういう人が居たようで、そういった面でのお話も聞けたのでとても良い勉強会でした。
ちなみに自分は、デザイナーとエンジニアってあんまり境界は無くなってきてるのかなと思っています。
最後はみんなでカレーライスとアボカドサラダを食べました。
美味しかったです。