投影対象からプロジェクションマッピングを考える
Sober Industries 2011 Showreel from SOBER-INDUSTRIES on Vimeo.
プロジェクションマッピングにおいて投影対象を考えることはかなり重要です。日常生活で使われている何気ない道具や建物に投影するのも良いですが、対象の材質やプロジェクターの性能に左右され難しい場合も多いです。
そんなときは、対象となる物体を作っても良いかもしれません。
ただ作るだけじゃつまらないので、作るときのポイントをいくつか挙げてみます。
ラインをトレースしやすい用に物体を平面で構成する
上記の動画では平面で構成された動物のオブジェに投影しています。
このようなオブジェは境界線がたくさんあるので投影したときにより綺麗に見えます。
デジタルデータから物体を作る
3Dプロジェクションマッピングを行うときは、現実世界の物体を計測して3Dデータを作成する必要があります。 しかし、あらかじめ3Dデータを作成し、それをもとに投影対象を制作していくことによって3D表現が楽になります。
3Dプリンタを使っても面白いですね。
初音ミク×3Dプリンタ×プロジェクションマッピングのワークショップを開催 | マイナビニュース
立体にこだわらなくても良い
別に立体を作らなくても、絵を描いてトレースしても良いですね。省スペースで済みますし。
ちなみに上記の動画では壁の絵を使った常設型のプロジェクションマッピングを提案しているようです。