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映像とwebが好きです

水面をディスプレイにする「アクアトップディスプレイ」

今回紹介するのは電気通信大学 小池研究室が開発した水面をディスプレイにしてしまうシステム「アクアトップディスプレイ」です。

水にプロジェクターの映像を投影しているようですが、通常の水は光を透過させてしまいスクリーンの役割を果たせません。 しかし、この「アクアトップディスプレイ」では水に入浴剤を入れることで、白濁させています。
利用シーンをお風呂を想定して作っているようで、入浴剤によって違和感無くスクリーンを作り出すことができますね。

さらに、単に映像を投影しているだけではなくkinectやスピーカーによる振動を使ったインタラクティブなものになっています。

スクリーンとなる投影対象が液体となっていることでスクリーンの手前と奥を行き来できたり、スクリーンの変形を行うことができます。
この「アクアトップディスプレイ」では、

  • タッチパネルのような操作も可能
  • 水中から指を突き出す、水をすくって映像を移動させるといった液体ならではの操作
  • 水は振動を伝えやすく、触覚のフィードバックを伝えやすい

といった従来のディスプレイよりも直感的な操作が可能になっています。

水と光を使った演出はいろいろありますが、この「アクアトップディスプレイ」は特に面白いですね〜